大阪府箕面市の特殊詐欺事件で逮捕 刑事事件専門弁護士に執行猶予を相談
大阪府箕面市に住むAさんは、特殊詐欺グループに所属していましたが、後日、詐欺事件を捜査をしていた警視庁箕面警察署に逮捕されてしまいました。
Aさんの家族は、刑事事件専門の弁護士に、「できれば、Aの将来のことを考えると執行猶予をお願いしたい」と相談しました。
(フィクションです)
【特殊詐欺の認知状況】
警視庁の統計(「警察庁 平成29年の特殊詐欺認知・検挙状況について」)によると、平成29年の特殊詐欺事件の認知件数は、1万8212件であり、平成28年にくらべると4058件増加しています。
また、青森・山梨・愛知・香川・宮崎では被害額が5割以上も減少していますが、東京・埼玉・千葉・神奈川・福岡など一部の大都市圏を中心に、15都道府県で認知件数・被害額が増加しているそうです。
これは、特殊詐欺の絶対件数が増えているのか、それとも、警察の働きにより、(今までは認知できていなかった)特殊詐欺の認知件数自体が増えたのか、どちらなのかはわかりません。
ただ、いずれにせよ、年間1万8000件を超える特殊詐欺事件が認知されているということです。
実際、弊所にも、「身内が特殊詐欺で逮捕された」という相談も少なくありません。
【裁判で執行猶予を目指す】
以前のコラム等でも多く記載していますが、特殊詐欺事件は、放置しておいても執行猶予が付く可能性が高いというような犯罪ではありません。
むしろ、組織的な犯罪や被害額が高額であるような場合には、裁判において執行猶予がつかない懲役刑判決となる可能性も少なくありません。
ですから、特殊詐欺事件で裁判となり、執行猶予を目指す場合には、きちんとした裁判対応が重要になってきます。
例えば、裁判において、被害者との示談が成立していることを示す示談書等の提出や、情状証人や被告人質問等による証言の提示等が行われることが考えられます。
執行猶予を目指すには、弁護士と被告人やその周囲の方が協力してこれらの準備を綿密に行っていくことが必要なのです。
大阪府箕面市の特殊詐欺事件で執行猶予を目指したい方、裁判対応をしてくれる弁護士をお探しの方は、刑事事件専門の弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の弁護士まで一度ご相談ください。
(大阪府箕面警察署 初回接見費用:38,700円)