貴金属・骨董品詐欺

1.貴金属・骨董品詐欺とは

貴金属や骨董品について、偽物を買わせたり、貴金属や骨董品の引渡しを受けた後に代金を支払わずに逃亡する事例があげられます。動産の中でも特に貴金属は小さく、移動もさせやすいため、一度被害に遭遇すると加害者を簡単に探し出すことが難しく被害物品を取り戻しにくいところに特徴があります。

 

2.贋作の骨董品によって金銭を奪い取る詐欺

贋作と知っているにもかかわらず高額に物を売りつけたり、価値のない宝石と知っていて高い金額で売却する手口です。特に骨董品の価値は素人では判断しにくいです。そこで、素人が贋作かどうか・価値があるダイヤかどうか簡単に見抜くことができないことを利用して、詐欺が行われます。

 

3.宝石・貴金属の詐取

宝石・貴金属は高額の物が多く、宝石の引き渡しを先にして、代金の決済は後日にすることが往々にしてあります。特に業者間同士の取引では、手形取引等もあります。それを利用して、初めから代金を支払うつもりがなく、宝石・貴金属を詐取してしまう事例が少なからずあります。宝石は小さいため移動させるのが簡単で、発見されにくいのが特徴です。

宝石を詐取された場合、被害物品を追求することはなかなか難しいため、被害にあうと返還される可能性は低いです。

 

4.骨董品の詐取

骨董品を詐取する手口としては、「鑑定書をとってあげます」といって、預かったまま返さない手口があげられます。また、「骨董品などを鑑定してあげる」と訪問し、いい加減な査定で買いたたく手口は現在でも少なからず検挙されています(下記「押し買い」参照)。

 

5.押し買い

例えば、不用品の買い取り業者が家を訪問し、宝石や貴金属、骨董品等を鑑定してあげると言いながら、いい加減な査定で高価な貴金属を安値で買いたたく手法です。これは、宝石など「他人の物」を詐取したとして詐欺罪が成立します。

具体的には、「今が売り時です」、「早く売らないと大損しますよ」といったセールストークで相場より安い価格で買取る詐欺の手口を使用します。

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