【東京都の刑事事件】調布市の詐欺事件にも対応の弁護士にすぐ相談
東京都調布市に住んでいるAさんは、警視庁調布警察署が、詐欺事件の犯人を逮捕したというニュースを見ました。
最近詐欺事件の報道が多いと感じたAさんは、それらの詐欺がどのような処分とされているのか疑問に思いました。
(※フィクションです。)
「詐欺罪で逮捕」というニュースはよく耳にしますが、その後どのような処分が下されたかはあまり取り上げられません。
そこで今回は、詐欺罪が問題となった実際の裁判をいくつかご紹介したいと思います。
①約100万円の被害額を出した振り込め詐欺事件
→この詐欺事件では、懲役2年・執行猶予3年の判決が言い渡されています。
被告人に前科がなかったこと、詐欺グループの従属的立場にあったことなどが考慮されたと考えられます。
②被害者の息子になりすまし、恋人の堕胎料及び慰謝料等の名目で複数人から合計約1500万円をだましとった詐欺事件
→この詐欺事件では、懲役2年の実刑判決が言い渡されています。
被告人に前科はありませんでしたが、被害総額が大きかったことや被害者が複数人に及んでいることなどが考慮され実刑判決の処分が下ったと考えられます。
③警察官等になりすまし、口座凍結に関連する話で複数人の被害者をだまし、約3000万円の被害を出した詐欺事件
→この詐欺事件では、懲役7年の実刑判決が言い渡されています。
被告人に前科はありませんでしたが、被害総額が大きいこと、組織的・職業的犯行であったことなどが考慮されたと考えられます。
④オレオレ詐欺の受け子役として200万円の現金を被害者から受け取った詐欺事件(この他余罪あり)
→この詐欺事件では、懲役2年6月・執行猶予5年の判決が言い渡されています。
受け子ということで、詐欺幇助罪が適用されました。
詐欺の従犯であったことが考慮され、執行猶予付き判決が下されたのだと考えられます。
詐欺罪の法定刑には、罰金刑が規定されていないため、有罪となれば実刑判決若しくは執行猶予付き判決が言い渡されることになります。
執行猶予が付されるかどうかは、様々な事情を考慮したうえで判断されます。
ご家族やご友人様が詐欺罪で逮捕された場合は、一度弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の弁護士までご相談ください。
詐欺罪をはじめとした多くの財産犯事件の弁護経験を有する弁護士が対応させていただきます。
初回無料法律相談のご予約や初回接見費用のお問い合わせなどは、0120-631-881までお電話ください。
(警視庁調布警察署までの初回接見費用:37,300円)