オレオレ詐欺事件で少年が逮捕 少年院を回避するための弁護活動

オレオレ詐欺事件で少年が逮捕 少年院を回避するための弁護活動

前回までの流れ

17歳の高校生Aは、オレオレ詐欺の受け子をした事実で、逮捕され、その後、家庭裁判所へ送致され、観護措置を受けることになりました。
Aに選任された弁護士は、少年院を回避するために付添人活動を行っています。
弁護士は、詐欺の被害者への謝罪や弁償を行い、示談を結ぶ交渉に取り掛かりながら、Aが同じことを繰り返さないような環境を、Aの家族と協力して作り上げていく活動を始めました。
(フィクションです。)

少年院を回避するには

前回の記事で取り上げた通り、オレオレ詐欺少年事件を起こしてしまった場合、少年院送致という判断が下される可能性も、それを回避できる可能性もあります。
オレオレ詐欺事件を起こしてしまったから、イコール必ず少年院送致というわけではありません。
では、少年院を回避するために、どのような活動が考えられるでしょうか。

まず最初に挙げられるのは、被害者との示談です。
被害弁済や被害者との示談が全てではありませんが、被害者に対して謝罪し、少しでも被害弁済する等誠意ある対応をすれば、それは必ず評価されるので、少年院を回避するために、被害者対応は必要不可欠です。

そして、両親や少年の周りにいる大人の意識改革や、生活環境を整えることも大切です。
少年院送致は、あくまでも少年を更生させるための処分です。
それを避けるには、少年院に入らなくても少年が更生できるという事を証明しなければならないので、両親をはじめとした周囲の大人がどのように少年に接し、どの様に少年を監督していくかを具体的にしなければなりません。

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の弁護士は、これまで数多くの少年の付添人弁護士として活動してきた実績があり、また少年院を回避する等の結果を残してまいりました。
オレオレ詐欺事件でお困りの方、お子様がオレオレ詐欺事件の受け子で逮捕されてしまった方、お子様の少年院を回避したい親御様は、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所にご相談ください。
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