【北九州市のオレオレ詐欺事件】受け子の少年逮捕で少年院回避の弁護士

【北九州市のオレオレ詐欺事件】受け子の少年逮捕で少年院回避の弁護士

福岡県北九州市に住む17歳の高校生Aは、オレオレ詐欺受け子をした事実で、福岡県小倉北警察署に逮捕・勾留された後、観護措置が決定しました。
Aに選任された弁護士は、少年院を回避するために付添人活動を行っています。
(フィクションです。)

オレオレ詐欺に対する刑事罰

~成人の場合~
詐欺罪の罰則規定は「10年以下の懲役」です。
成人の場合は、この法定刑内で刑事罰を受けることになります。
オレオレ詐欺等の特殊詐欺事件において、裁判所は非常に厳しい姿勢で対処しており、被害額や犯行件数によっては、初犯でも、実刑判決があり得ます。
ただ被害額を全額弁償する事で執行猶予付きの判決も望めるでしょう。

~少年の場合~
Aのような少年による詐欺事件は、原則刑事罰の対象外です。
逮捕、勾留までは成人事件と同じ手続きが取られますが、勾留期間が経過すれば少年事件による手続きとなり、観護措置期間を経て、審判で処分が決定します。
審判では、詐欺事件の内容や、被害弁償の有無だけでなく、更生の見込みがあるか否かが判断基準となって処分が決定するので、詐欺の被害額を全額弁償したからといって必ずしも少年院送致を回避できるわけではありません。
大切なのは、両親や家族、その他の少年の更生をサポートする大人が存在し、少年を更生させるための環境や体制が整っているかどうかです。
少年の更生が期待できるものであれば、オレオレ詐欺のような事件を起こしても、少年院を回避できる可能性はありますし、逆に、事件の内容がいくら軽微なものであっても、少年の更生に期待できなければ少年院送致もあり得るのです。

このようなオレオレ詐欺少年事件の場合、少年院を回避するために、弁護士はどのような活動を行うのでしょうか。
次回記事で詳しく取り上げます。
福岡県北九州市オレオレ詐欺少年事件でお困りの方は、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の弁護士までご相談ください。
福岡県小倉北警察署までの初回接見費用:3万9,740円

 

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