値札の付け替えで詐欺事件 京都府の刑事事件に強い弁護士を選任
主婦A子は、京都府向日市にあるデパートの常連客です。
ある日、A子は、高級婦人服の値札を、別の洋服に付いていた安い値札に付け替えて、実際の販売価格の半額以下の値段で高級婦人服を購入しました。
後日、デパートが、その件を詐欺事件として京都府向日町警察署に被害届を出した事を知ったA子は、刑事事件に強い弁護士を選任しました。
(フィクションです。)
値札の付け替えは詐欺罪になる?
値札を付け替えて商品を購入すれば詐欺罪です。
お店の商品を盗めば窃盗罪(万引き)が成立しますが、今回の事件でA子は、実際の販売価格より安いとはいえ、代金を支払っています。
この場合は、詐欺罪が成立します。
詐欺罪は、人を騙して財物の交付を受けることによって成立する犯罪です。
別の洋服に付いていた安い値札に付け替えた高級婦人服を、レジの店員に渡すことが詐欺罪における欺罔行為に当たり、高級婦人服を受け取った店員は錯誤に陥り、実際の販売価格よりも安い金額で高級婦人服をA子に交付してしまっているのです。
A子のように、値札を付け替えて実際の販売価格よりも安い値段で商品を購入する他、他の見切り品に付いていた半額シールを、定価で販売している商品に付け替えて購入したり、不正にスタンプを押してポイントを貯めたポイントカードを店員に提示して、割引価格で商品を購入した場合も、詐欺罪が適用される可能性が大きいです。
このように、振り込め詐欺のような形態以外の詐欺事件も存在します。
値札の付け替えは、日常生活に近いところで起こりうる詐欺事件です。
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所では、こうした詐欺事件についてのご相談も承っております。
刑事事件専門の弁護士による法律相談は、初回無料です。
詐欺事件を起こしてしまって不安な方、警察の捜査が不安な方は、一度弊所弁護士までご相談下さい。
(京都府向日町警察署までの初回接見費用:37,200円)