【解決事例】ホテルの料金を踏み倒した詐欺事件で不起訴処分獲得

【解決事例】ホテルの料金を踏み倒した詐欺事件で不起訴処分獲得

~事例~

Aさんは、千葉市若葉区にあるホテルに滞在し、ルームサービスなどを利用しました。
Aさんはサービス料金を支払うお金を持っていたものの、お金を使いすぎてしまったという気持ちから、フロントで料金を支払わずにホテルから立ち去ってしまいました。
Aさんは、料金を支払わなければならないと考え、ホテルに「親族が危篤になってしまったので急に出発しなければならなくなった。料金は後から振り込むので振込先を教えてほしい」という連絡を入れ、後から料金を振り込もうとしましたが、その後も料金を振り込まずに過ごしてしまい、ホテルの料金を踏み倒してしまっている状態でした。
すると後日、Aさんの実家に千葉県千葉東警察署の家宅捜索が入りました。
自分が詐欺事件の被疑者として捜査されていると知ったAさんは、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所初回無料法律相談を利用し、今後について相談することとしました。
(※守秘義務の関係で一部事実と異なる表記をしています。)

~弁護活動と結果~

弁護士と相談の結果、Aさんは千葉県千葉東警察署に出頭することに決めました。
Aさんがホテルを転々としている生活であったことや、今回の起きたホテルから立ち去っていること、Aさん自身はホテルへ連絡した時点では料金を支払うつもりのあったこと=Aさんとしては詐欺罪を否認する状態だったことなどから、Aさんが逮捕・勾留されたうえで捜査されることになる可能性は高いと考えられました。
そこで、Aさんは弁護士に弁護活動を依頼し、逮捕・勾留されたとしてもすぐに弁護士が活動できるように準備を行ってから出頭することとしました。

Aさんは出頭後、詐欺罪の容疑で逮捕され、勾留されることとなりました。
弁護士はすぐにAさんのもとへ接見に行き、Aさんの認識通りに取調べに対応できるよう、アドバイスを行いました。
そして、弁護士は定期的にAさんと接見を重ね、取調べの進行と合わせて助言を行いました。

また、今回Aさんは元々料金を支払う意思はあり、踏み倒すつもりはなかったという事情でしたが、外から見れば料金を踏み倒している形になってしまっていることは事実であったため、Aさんとしてはホテルへの料金を支払って謝罪をしたいという意向がありました。
弁護士は、ホテルに対して連絡を取り、Aさんの意向を伝え、被害弁償の交渉を行いました。
交渉の結果、ホテルには被害弁償金を受け取っていただくことができました。

こうした事情を検察官に訴え、最終的に、Aさんは不起訴処分となることができました。
不起訴処分となったことで、Aさんは前科をつけることなく事件を終えることができました。

詐欺事件というと、特殊詐欺事件や給付金詐欺事件が思い浮かびやすいかもしれませんが、料金の踏み倒しなども事情によっては詐欺事件として検挙・捜査されることとなりますから、詐欺罪は予想以上に身近な犯罪であるといえます。
しかし、詐欺罪は罰金刑の規定されていない犯罪ですから、起訴され有罪となってしまえば、刑務所へ行く可能性もあります。
詐欺事件の被疑者となってしまったら、早い段階で弁護士に相談することが望ましいでしょう。

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所では、詐欺事件についてのご相談・ご依頼も受け付けています。
まずはお気軽にご相談ください。

 

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