兵庫県尼崎市の詐欺事件 刑事事件専門の弁護士による取調べのアドバイス
Aは、兵庫県尼崎市内の中古販売店において、3万円相当するフィギュアを購入し、その代金を支払ったが、店員であるVが誤って30万円相当の高額なフィギュアを差し出してきたので、これ幸いと思い、気づかないふりをして受け取った。
その後、Aは兵庫県尼崎南警察署から、上記行為について詐欺罪の疑いがあるため取調べを行いたいから出頭してほしい、と言われてしまった。
Aは、兵庫県尼崎南警察署に出頭する前に、取調べ対応についてのアドバイスを求めるため、刑事事件の弁護活動に強いと評判の法律事務所を訪れ、弁護士に相談をすることにした。
(フィクションです。)
詐欺罪は、人を騙して、お金などの財物を交付させた場合や、不法の利益を得た場合に成立する犯罪です。
今回のAのように、30万円相当である物品を、これを知りつつ3万円の代金しか支払わないで受け取ることは、信義則上要求される事実の告知義務に違反し、不作為による詐欺罪が成立すると考えられています。
これにより、Aは詐欺罪の疑いがあるとして、兵庫県尼崎南警察署から取調べのために出頭要請を受けています。
犯罪の嫌疑をかけられた場合には、事件について警察などの捜査機関による取調べを受けることとなります。
取調べとは、一般的に警察官などの係官が、犯人と疑われる者から直接話を聞いて犯人を確定し、事件の真相を究明するとともに、将来の裁判における有力な証拠となる供述調書を作成するために行われる捜査手法のことをいいます。
取調べの出頭要請を受けた場合、突然の要請や出来事に動揺し、自身にとって不利益な供述をしてしまったり、黙秘権の告知などがされていない違法な取調べであることに気付かずに応じてしまう場合があります。
こうした事態を防ぐためにも、取調べ目的で出頭要請を受けた場合には、一度、刑事事件の弁護活動に強い弁護士にご相談し、アドバイスを受けることをお勧めします。
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の弁護士は、在宅捜査事件の取調べについてのご相談も多く承っております。
逮捕されていない刑事事件であっても、取調べについてきちんと対応することは、その後の処分に影響します。
取調べ対応などでお困りの方は、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の弁護士までご相談ください。
(兵庫県尼崎南警察署への初回接見費用:37,200円)