京都府南丹市の刑事事件 釣銭詐欺の冤罪回避には弁護士の相談を
Aさんが京都府南丹市内の八百屋Vで買い物をしたところ、店員がお釣りとして渡した1000円札の中に1万円札が紛れ込んでいました。
Aさんはそのことに気づかず、お釣りをすぐに財布に入れて帰宅しました。
後日、Aさんは釣銭詐欺の疑いが掛けられ、京都府南丹警察署で取調べを受けることになりました。
取調べにおいて、警察官が「お釣りが多いって分かってたでしょ」と詰め寄ったため、Aさんは流されて釣銭詐欺を認めてしまいました。
Aさんは、事前に弁護士から取調べ対応を聞いておくべきだったと後悔しています。
(上記事例はフィクションです)
【釣銭詐欺について】
釣銭詐欺とは、お釣りを多く渡されたことに気づきながら、そのことを伝えずにお釣りを受け取る詐欺の形態です。
お釣りが多いことを敢えて申告せず、相手方の勘違いを利用して金銭を受け取ることから、詐欺罪に当たる行為とされています。
釣銭詐欺のポイントは、お釣りを受け取った「時点」でお釣りが多いことに気づいた点です。
仮にその時点よりしばらく後でお釣りが多いことに気づいた場合、詐欺罪ではなく占有離脱物横領罪になる余地が生じます。
【弁護士に取調べ対応を聞くメリット】
先ほど説明したように、釣銭詐欺を考えるうえでは、お釣りが多いことの認識が重要となります。
こうした物事の認識に争いがある場合、捜査機関からの取調べには細心の注意を払うべきです。
捜査機関(特に警察)は、捜査の必要性から厳しい取調べを行うことがあります。
警察からの取調べに耐え切れず、やっていないことをやった、知らないことを知っていたと言ってしまうケースが後を絶ちません。
捜査機関は取調べのプロなので、被疑者になんとか罪を認めさせようと様々な言動を行うものです。
冤罪を阻止するためには、弁護士に事前に取調べ対応を教わっておくことが非常に重要となります。
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所では、刑事事件専門の弁護士が冤罪を防ぐべく全力を尽くします。
釣銭詐欺を疑われて冤罪を回避するなら、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所にご相談ください。
(京都府南丹警察署までの初回接見費用:41,300円)