東京都杉並区の刑事事件で逮捕 示談金詐欺事件は弁護士に相談

東京都杉並区の刑事事件で逮捕 示談金詐欺事件は弁護士に相談

東京都杉並区に住むAさんは、同区内に住む女性(72歳)の家に電話し、「Vさん宛に訴状が届いている。相手と示談するには、300万円の示談金が必要」等と言って、現金の入ったゆうパックを送り、300万円をだまし取りました。
その後の捜査により、Aさんは、警視庁荻窪警察署詐欺罪の容疑で逮捕されました。
Aさんの家族は、刑事事件専門の弁護士に今後の流れについて相談しました。
(フィクションです)

【示談金とだまして詐欺行為】

もしかすると、上記事案のように「訴状が出ているが、示談金として何万円支払えば手続きが終了する」等といった書面が送られてきたことのある方もいるかもしれません。
現在、そのような示談金名目でお金をだまし取る詐欺示談金詐欺も散見されています。
例えば、6月28日付け毎日新聞などでは、「民事訴訟を回避するため示談金が必要などと女性をだまして、現金600万円が入ったゆうパックを集合住宅に送らせる」などして現金を奪った詐欺事件が掲載されています。

また、上記のように示談金とだまして詐欺行為をすることは、個人で行うことはあまりなく、多くが組織的に行っています(そのバックに暴力団等が関係していることもあります)。
そのため、単に詐欺罪が成立するだけでなく、態様によっては組織的犯罪処罰法が成立して、単なる詐欺罪よりも重く処罰されてしまう可能性もあります。

【詐欺罪での量刑】

詐欺罪の法定刑は、「10年以下の懲役」で罰金刑はありません。
また、詐欺罪で立件されるのが初犯だからと言って必ず執行猶予が付くわけではありません。
数多くの詐欺行為を行なっているような場合、特に組織的に行っていたような場合には、初犯であったとしても執行猶予がつかない実刑判決となる可能性も高いのです。
例えば、過去の詐欺事件では、共犯者と被害者の親族になりすまして、現金をだまし取った(5件)ような場合に、前科がなかったとしても、4年6月の実刑となっている裁判例があります。
ですから、詐欺行為で逮捕されたような場合には、一度弁護士に相談をし、裁判対応を打ち合わせる必要があると言えます。

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は詐欺事件含む刑事事件専門の事務所であり、弁護士も刑事事件に特化したプロフェッショナルです。
東京都杉並区の刑事事件・詐欺事件逮捕され、お困りの方は弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所弁護士まで一度ご相談ください。
警視庁荻窪警察署 初回接見費用:36,200円

 

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